街角で非童貞に遭遇する-前編

こんばんは。
忙しいふりをして、実はオナニーにふけっていた童貞です。
抜きすぎで放尿すると痛くてたまりません。
そんなわけで、久々に貴様ら非童貞に説教をしようと思うので、
セックスに飽きた倦怠期のカップルあたりは
僕とのスワップでも検討しながら聞いてください。

さて、猫も杓子も非童貞に成り下がっている現代社会では、
それはもう考えるのも嫌になるくらいカップルが存在するわけだ。
そんなわけだから、一歩街へ出るとそこかしこにカップル。
よく晴れた気持ちのいい休日なんかに
「ちょっと小綺麗なところに散歩に行こうかな♪」
なんてうかつな行動に出てしまったらもはや救いようがない。
見渡す限りカップルの群れ。
「プチ愛の巣」作り上げてんの。
おまえら轢くぞ、自転車で。

しかし、どんなに俺が愛車についた小さなベルを鳴らして抵抗したところで、
愛の巣群集地帯においては、
俺など鍋の中でほぐれてしまった糸こんにゃくのようなもので、
もはや彼らの目には決して映らないわけだ。
そんなわけで、漏れの楽しい休日は
一時間と経たないうちに終わりを告げ、
後は泣きながら帰ることになるのだよ。
ただし、涙でよく見えないながらも、しっかりかわいい娘をチェックして、
「あんな子が夜になると・・・!!!!(;´Д`)ハァハァ」
と想像しつつ、やや前かがみで帰ることは忘れないが。

といっても、まぁ街角のカップルどもなんて所詮は他人。
基本的には一過性の痛みに過ぎない。
多少睨まれようが、通り過ぎるとき舌打ちされようが、
かわいい娘に「今の人、眉毛濃すぎじゃない?(笑」
とか言われ、「北斗の拳(のザコ)」というあだ名を勝手に付けられようが、
帰ってから泣きながらオナニーすれば、もう忘れてしまえるわけだ。
「俺はこれから彼女と待ち合わせなんだ!」
と自分に嘘をつけるようになってからは、
まるでカップルのように公園に散歩しにいけるようになったね。
やや前かがみなのを除けば。

で、たちが悪いのは何かって言うとだな、
街角でばったりデート中の友人カップルに会ったときなのだよ。
俺がいつものように彼女との待ち合わせ(という設定)で街を歩いていると、
ばったり知っている香具師に出くわしてしまい、
間の悪いことに目があってしまったりするわけだ。
で、俺も声をかけないわけにもいかないから
「おう、○○。」
とか言うわけ。
そうするとだな、奴らは言うわけだよ。
「おう、何やってんの、こんなところで?」

なぜ貴様らは出会い頭に俺を苛める?
何もすることがないから、こうやってぶらぶらしてるんだよ。
そもそもお前、昨日「ごめん、明日はデートだから」とか言って
俺の「暇だから遊ぼうよ」という誘いを断ってるんだから、
俺に全然用事がないことくらいわかってんだろうが。
で、もう仕方ないから、
「いや、ちょっとね…」
とか言ってお茶を濁してその場を乗り切ろうとするわけだけど、
「なんだよ、怪しいなぁ(笑」
とか言って引き止めようとしやがる。

あのなぁ、俺は夜中近所を歩いていて
近所のお巡りさんに怪しい人物として職務質問されることはあっても、
友人に怪しい呼ばわりされる覚えはない。
大体まだ午後2時だよ。
それといいか、俺も限界だが、
お前の彼女も放置されてるもんだからやや不機嫌になってる。
で、なぜか俺が睨まれてる。
ようやく奴の制止を振り切って別れたわけだが、
「話長くない、あのチビ?」と彼女が愚痴っていたのは
俺にもしっかり聞こえていましたが、
聞いてなかったことにしました。

まぁ、そんなわけで、デート中の知人に出くわすと、ろくなことがないわけだ。
ああ、ついでだから言っておくと、宮下(仮名)。
俺のことを彼女に、
「ほら、前言ってた一週間牛丼しか食わなかった奴」
と紹介するのはやめてくれ。
と言うか、俺はお前の彼女の中でどんな人にされてるんだよ。
あと、ショートカットのかわいい彼女と付き合ってる岸田(仮名)。
知らない女と腕組んで歩いているところに、俺がばったり出くわしたからと言って、
あとで脅迫に近いメールを送ってくるのはよしてくれ。
しばらく怖くて大学に顔出せなかっただろうが。

しかし、そうは言っても人生悪いことばかりじゃない。
極々まれにではあるけれど、いいこともあるわけだよ。
俺がいつものように近所を歩いていると、
向こうから前々から気にしていた後輩の女の子(俺番付で当時関脇)
とばったり出会ったのだよ、諸君。
しかも彼女は一人。
もう普段とは打って変わって、意気揚々と声をかけたよ。
「久しぶり」とごく自然に、そして爽やかに。
童貞としては、ほぼ完璧な声のかけ方だったね、あれは。
ただし、たった一つ失敗していた。
・・・やや声が裏返っていた。

しかし、この彼女、そんな俺の失態にも動じることなく、
「アハハ、声裏返ってますよ(笑)何やってるんですか、こんなとこで〜?」
と極めて好感触な反応を示す。
むしろツカミ成功。
その笑顔に、もう俺は一気に先走り汁準備OK。
この時点で俺の中で、彼女は新大関昇進への協議が始まっていたね。
だが、騙されてはいけない。
おわかりの通り、そんなかわいい娘が非童貞の研ぎ澄まされたテクニックを持つ
イケメン集団の中でそうそう簡単に生き残れるわけがない。
そこで俺は童貞の片手で十分に足りそうな必殺技の一つを繰り出した。
「いや、ちょっと散歩だよ。関脇(仮)こそ何やってんの?
・・・彼氏と待ち合わせかなんか?」
決まった。
秘儀(童貞的には)「カマカケ」だ。

後編へ続く


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