童貞が新入生と遭遇する-後編

こんばんは。
最近真剣に風俗を勧められるようになった童貞です。
「じゃあ金をくれ」と、思わず本音を言った瞬間に
誰も「風俗」という単語を口にしなくなりました。
せめて誰か俺を合コンに誘え。
頼むから、誰か紹介してくれ。
携帯女の子の番号でいっぱいじゃん、お前!

ああ、すみません、説教ですよね。
はい、今日も説教という名の陵辱プレイです。

そんなわけで、前回今出川タンとの淡い恋(俺の中で)が儚く終わりを告げ、
もう俺、以前にも増して引きこもり生活まっしぐら。
で、八つ当たりで竹崎君を着信拒否。
でも、拒否したはいいけど、そもそも竹崎君からの着信がなかったりするわけで。
え、もしかして俺、いじめにあってる?
冗談きついな、ハハハ。
…3日目にこっちから電話しました。
すごい元気そうでした、竹崎君。

それはともかく、俺だっていつまでも泣いているわけにはいかないわけですよ。
朝勃ちの後ティンポ握り締めながら泣いていても事態は変わらないわけですよ。
起きた直後はあんなに元気なのに、
トイレに行ってしまうとすぐにご老体になってしまうという、あの哀しさに耐えながら、
人は大人になるんだから!

まぁ、俺の勃ち具合の話はともかく、
まだチャンスはある!
そうだよ、俺には笹川さんとショーコちゃんがいるんだよ。

で、俺は早速この二人の情報収集を始めたわけだ。
例によって竹崎君経由で。
「ねぇねぇ、竹崎君、笹川さんとショーコちゃんって俺のことどんな風に言ってる?」
「え?コバヤシ(俺)さんのことですか?」
「そうそう」
「笹川さんからコバヤシさんの噂は聞いたことないですね」
なあ、入学してもう2ヶ月以上経過しているのに、
俺についての言及はゼロですか?
60日間一切童貞について考えてもみなかったわけですか?
風呂あがりに俺のことを思い出してオナニーとかしなかったわけですか?
はぁ、そうですか。
もうね、笹川、却下。
次に会ったときは「…えっと、何川さんだっけ?あ、天の川?」みたいな対応してやる。

「じゃ、じゃあ、ショーコちゃんは?」
「あ、ショーコは何か言ってたな」
ほら、やっぱ時代はショーコちゃんだよ。
たまんないよね、ショーコちゃん。
そろそろモーニング娘の新メンバーとかになるんじゃない?
ところで竹崎君、喜びのあまり聞き流しそうになったけど、
今さらっと呼び捨てにしてなかった?
そんな嫉妬をぐっと抑えこみつつ、聞くわけさ。
「え、何?何て言ってたの?俺のどの辺がカッコいいって?」
「いや、カッコいいとかじゃなくて・・・」
カッコいいでなければ何?どの辺がキムタクに似てるって?
モミアゲがジャニーズ系とか、そういうの?
と問い詰めようとしたら、竹崎君が一言。

「いや、何か『中国人』ってあだ名をつけたって」

何これ?
俺はもうビザ切れてるから帰れってこと?
俺がいつまでも童貞なのは、観光ビザでいつまでも滞在してるからって言いたいの?

いや、でもちょっと待て。
好きかもしれないじゃん。
ショーコちゃん、中国人大好きかもしれないじゃん。
毎晩チューヤンの写真とかでオナニーにふけってるかもしれないじゃん。
そう言えばあの子、そんな顔してるよ、よく見ると、うん。

「あ、あと、『せっかく部室に山崎先輩と二人っきりだったのに、
 いきなり入ってきてトミーフェブラリーの話とか始めるのやめて欲しい、
 わけわかんないし』って言ってました」

まぁ、やっぱり笹川さんって最高に可愛いな、と思ってね。
俺、第一印象から決めてたよ、笹川さんって。
え?ショーコ?誰、それ?
流行ってるの?俺のトミーとどっちが流行ってるの?
いやいや、泣いてるわけないじゃん。
なんで俺が泣くのよ?
汗だよ、汗。俺、ちょっと汗かきだからさ。

そんなわけで、だ。
早速俺は「笹川さんと仲良くなろう計画」を立案したわけです。
例によって竹崎君に笹川さんの趣味とか聞きだそうとしたわけだけれど、
竹崎君、どうも笹川さん情報はお持ちでない。
「よく知らないですね〜、笹川さんのことは」
とか言ってんの。
この役立たず!
何のためにガチャピンやってるんだよ?
何のためにお前は緑色してるんだよ?

まぁ、仕方ないから、自分でどうにかしようと、
携帯番号聞きだしたりしたわけですよ。
いや、本人には聞けなかったもんだから、
イケメンどもの携帯から勝手に登録したんだけどね。
いや、犯罪者とか呼ぶな!
もうね、必死だったんだから。
最初に電話するときなんか、
1時間くらい一人で会話の練習したくらい必死だったんだから。
で、知らない番号からだったから着信拒否された。
その後、「最近知らない番号から電話かかってきてすごい怖いんですよ」って言って
落ち込んでる笹川さんを目撃。
「ストーカーじゃない?危ないよー」って一時すごい問題になりかけたね。
…ごめん、やっぱり俺、犯罪者かも。
あやうく前科がつくところでした。

そんなわけで、俺と笹川さんの距離は一向に縮まらないまま、気がつけば夏も間近。
このまま夏休みに入ってしまったら、
もはや手遅れになってしまうこと必至なわけですよ。
が、そこは大学生活マジック炸裂。
休み前に納会などの大きな飲み会やイベントがあるわけだ。
ここだよ!
ここで一気に笹川さんと仲良くなれる!
何しろ、「夏は開放的な気分☆」(ホットドックプレス談)なのだから!
笹川さんもきっと、夏の魔力によろめいて、
「ああ…今日は私、なんだかとってもロマンティック浮かれモード…
もう我慢できない!早く私を食べて!!!!」みたいな話に!!!!!

そんな期待を膨らませながら、やってきましたよ、七夕飲み会。
心を沈めるためにオナニーしてて、ちょっと遅刻したけど。
で、早速笹川さんの位置をチェック。
…いない。
は?風邪で欠席?
家で寝込んでる?
ふーん。
もうね、俺のテンション急降下ですよ。
もうそこから、「ふーん」しか言ってない気がするもん。
どこかでイケメンが
「この前ゴムが破れちゃってさぁ、マジで焦ったよ」
とか言ってても、「ふーん」って感じ。
向こうで誰かが
「この前の合コンで知り合った娘、すっげーフェラ上手いの」
とか言ってても、やや勃起しながら「ふーん」って感じ。
隣の奴が
「そう言えば竹崎、笹川と付き合ってるんだって?」
とか言い出しても、「ふーn

たけざきーーーーー!!!!
出て来い、たけざきーーーー!!!

ちょっと待ってね。
うん、何がどうなったの?
ふーん、結構前からメールのやり取りあったんだ。
へぇ、笹川さんのほうから告白したんだ。
何?「竹崎君って優しいから好き」?
そうか、そうか、なるほどね。
あー、俺、なんかちょっと体調悪いから帰るわ。
いや、違うって、そんなんじゃないからさ。
うん、大丈夫、大丈夫、本当気にしないで。
あ、あと、竹崎君、少し髪の毛分けてくれるかな?
うん、ちょっと藁人ぎょ…いや、なんでもないから、マジで。

僕の夏の思い出:
いつの間にか「ムック」というあだ名がついていた。

そういったわけで、今回の童貞の主張は、
「日本はもう一度、年功序列制度を取り入れるべきじゃないでしょうか?」
ということです。

ご清聴ありがとうございました。

追伸
ショーコさん、彼氏と別れたらしいですね。
それとは全然関係ないんですが、
俺、前からショーコちゃんのこと好きだったんだよね。
見ていたら連絡ください。

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