2003年3月の前半

#2003/03/02

一昨日は予定どおり 親が来ましてね。

いやー、びっくりした。
動揺して更新しそびれちゃったよ、もう。
うん、このまま一生勃起しなくなったらどうしようかと思うくらい動揺したよ☆


みんな気にしてくれてたみたいだから、
どんなことがあったか振り返ってみようね♪(教育テレビのお姉さん風に




『ピンポーン』
僕「あ、いらっしゃい。元気だった?」

〜30分後〜

僕「え?って言うか、それ本当に?
  ハハハハハ(笑)。うわー、びっくりしたわー」

〜30分後〜

僕「ちょ、ちょ、ちょっと待って。
  それはちょっと勘弁してください、マジで」

〜1時間後〜

僕「…うん。いや、本当、もう二度とあんなことしないんで、許してください。
  はい、あれも もう捨てますんで。」

〜1時間後〜

僕「…うん、じゃあ また。
  はい、頑張ります…」

『バタン』




いやー、衝撃的な3時間だったね。

はい?何があったかよくわからない?

Yeah! Hahaha! いいかい、よく聴くんだ、子猫ちゃんたち。



1日じっくり考えたけど、
これ以上はどんなに頑張っても笑える話に出来なかったんだ。



世の中には知らないほうがいいこともあるってことなんだ!
一つ勉強になったね、みんな。




あ、あと、これからこのサイトで『ネクタイ』に関する話題は禁止になったから。
今後 絶対に口にしないでね。



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#2003/03/03

そうそう、この間 親が来たときにですね、
久々に親族の新情報を聞きまして。

なんかですね、僕のいとこ(男)が結婚するらしいんです。



わー!わー!
パチパチパチ!!(拍手)
おめでとう!!
僕、結婚式では「てんとう虫のサンバ」歌うよ、全裸で!



と俺が言うとでも思ってるのか、このタコが!
吸盤全部引きちぎるぞ!!

『結婚』て。
何それ?どの口が言ったの?
どの口で普段クンニしてるの?
どの口でフェラしてもらってるの?
その口で 僕もついでにフェラしてもらえないの?
してもらえないんですか?

おーい、山田君、ザブトン全部 持ってっちゃって!!

って言うか、何なんですか?同じ いとこ同士であるにも関わらず、この差は。
[ 彼→フェラOK / 俺→フェラNG ]
みたいな。
[ 彼→クンニOK / 俺→クンニNG ]
みたいな。
[ 彼→18cm / 俺→10cm ]
みたいな。
どこで生じたわけ、その差は。というか、その 8cm は。
昔は同じように皮かむってたのに。
そんで、その皮伸ばして遊んだりしてたのに。
で、結果は俺の皮だけ伸びきっt

おーい、山田君、引き出物 全部持ってっちゃって!!



まぁ、そんなことを口では言っているけど、
ちゃんと行きますよ、結婚式。
なんだかんだ言ってもめでたいことですし。
僕だってもう大人ですから。
あっちは子供のままだけど。



そんなわけで、7月 いとこの結婚式に行ってきます。

花嫁を奪いに。



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#2003/03/04

僕としたことがうっかりしてました。
3月3日って雛祭りだったんですよね。いや、別に何もなかったんですけどね。



でもね、よく考えてみてください。
雛祭りって、『女の子のお祭り』ですよ?
ただのお祭りじゃなくて、『女の子の』お祭りですよ?
いやらしさ満点じゃないですか!
もう、ガソリンスタンド行って、
「えっと、いやらしさ満タンで」とか言い出しそうな勢いですよ。
ガラスだけじゃなくて、僕のティンポもキレイにしてっ!!(お口で)



まあ、そんな僕の 理想のガソリンスタンド像 はどうでもいいんですがね。
大事なのは『女の子の』という言葉。
この言葉がつくだけで、なんでもない出来事がたちまち魅惑の秘め事に変わるのです。

例えば、

[ 女の子の日 ]→[ 今日はフェラだけ☆ ]

[ 女の子の秘密 ]→[ あなただけに教えて ア・ゲ・ル ]

[ 女の子の本音 ]→[ 今日は帰りたくないの… ]

[ 女の子の弱点 ]→[ あああぁぁ!!そこはダメ! ]

[ 女の子の使用済みパンティ ]→[ 誰か送ってください ]



うわーーーーー!!もう僕 耐えられません!!!!

この程度の言葉ですら これほど危険な響きになってしまうのだから、
[ 女の子のお祭り ]なんて、もう大変な騒ぎですよ。
何しろ「お祭り」ですから。
もうね、
「ボンボリじゃなくてお前の体に火をつけてやるぜ!!」みたいな。
「お、お花じゃなくて、もっと太いのが欲しいの…!!」みたいな。
「ああっ!五人囃子がいっぺんに私をっ!!!」みたいな。

ああ!!!なんて素敵な雛祭りのイメージ!!



ちなみに、そんな想像上の雛祭りで、僕はひなあられ役でした。

はっきり言って、甘くておいしいです。



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#2003/03/05

今日ですね、先輩から電話がかかってまいりまして。
「おーい、明日ドライブ行くんだけど、お前も来いよ」
とか言うんですわ。
で、まぁ、僕としては当然 尋ねるわけです。
「どんなアワビと一緒にカーセックスなんですか?」と。
「干しアワビは不可ですよ」と。

そしたらなんかごく当然みたいな感じで
「うん、男だけ」
とか言い出すんですわ。

馬鹿じゃねえの。

何が「うん、男だけ」だよ。
「お前みたいな童貞には、男だけで十分」ってか?
「お前みたいなエノキ野郎は、一生 山に生えてろ」ってか?
「なお、オナホールはおやつに入りませんのでご自由にお持込ください」ってか?
わーい!じゃ、俺、たくさん持っていこうっと♪



はいはい、そこまで、そこまで。
毎度のことだけど、脱線しすぎ。
どうしてドライブの話からオナホールの話になるわけ?
ドライブインで 俺もオナホールにドライブイン!!とか言いたいわけ?
三こすり半はスピードオーバー!とか言いたいわけ?
そんな下品なネタをリアルの飲み会で言って、周囲から人がいなくなったのを忘れたわけ?
あの頃からかな。後輩の間で「コバヤシさんに触ると生理が止まる」って噂が立ち始めたのは。

そんなわけで、だ。
僕はなるべく角の立たないように先輩にお伝えしようと思いまして。
そんな男臭いドライブ はっきり言ってお断りです、と。
今まで女しか乗せたことないよ、みたいな車には乗りたくありません、と。
大体 なんだよ、そのお前の車。
助手席に使用済みコンドームが普通に落ちていそうな、そんな車。
一昨日のデートのとき 車内で彼女とペッティングしました、みたいな、そんな助手席。
ふざけるなよ、と。
ぜひ乗せてください!ハァハァ、と。

あれ?



そんなわけで、明日 男5人で温泉旅行に行ってきます。

双眼鏡は おやつに入らないらしいので、すごくいいやつを持っていくつもりです。
用途は聞くな!


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#2003/03/06

『ドピュ!!男だらけの湯けむり温泉ツアー! (ポロリ三昧)』



そんなわけで行ってきました、温泉旅行。
もう冒頭の一行だけで 吐きそう。
こんなタイトルを車内で一生懸命考えていた自分の気持ち悪さに 吐きそう。



って言うかね、ポロリとかいらないし。
見たくない。
君たちの立派なモノなんて これっぽっちも見たくない。
初恋の女の子のオリモノくらい 見たくない。
いや、それはむしろちょっと見たいかも。
そして、変態への第一歩を踏み出しました。そんな俺。



つーか、ちょっと剥けてるからって調子に乗りやがって。
何のためらいもなく全裸になってんの。
隠せっつーの。
俺のはもともと隠れてるっつーの。余った皮で。
ガッデム!
本当 頼むから 恥じらう乙女のように隠してくれよ。
「生まれたままの私を見て…!!」みたいな顔しやがって。
で、その想像で勃起したりして。



うわーー!やばいって。ちょっと待てよ。
何が悲しくて男湯の脱衣所で勃起しちゃってるわけ?
いくら童貞とはいえ、男の裸で勃起しちゃいけないって。
その一線は越えちゃいけないって。
落ち着け、閣下。いいですか、よく考えてみてください。




・男湯=男が全裸でつかる湯
・男が全裸でつかる湯=男の煮汁




一瞬で萎えました。
同時に温泉に入る気も消え失せました。
俺は男の煮汁につかるために わざわざこんな山奥に来たわけではない!
湯船に浮く ちじれた毛を見て 悲しい気持ちになるために今まで生きてきたわけじゃない!
断じて違う!
男湯と女湯などという ふざけた思想を打ち破るために、今こそ俺は決起する!!
我々に自由をー!!!




声高にそんなことを言いながら女湯に入ろうとする僕を 殴って止めてくれた先輩は僕の社会的命の恩人です。



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#2003/03/08

毎日毎日アホみたいに
「僕はこんなにモテません!その上 臭いです!包茎です!ケツ毛の処理も ままなりません!」
と全世界の非童貞たちに向かって叫んでいる僕ですが、
ちょっと冷静になって考えてみたんです。

『僕は本当にそんなにモテないのか?』と。

僕だって一応 年頃の男なわけだし、ちゃんと人並みに勃起するし、
消費税だって非童貞と同じように払ってるし、
お肌だって普通に弱酸性だし、血が緑色とかそういうこともないし。

あれ?なんだよ、俺って意外と普通の21歳なんじゃない?
むしろ、実はモテる部類に入れてあげてもいいんじゃない?
午前2時に踏み切りに望遠鏡をかついでいったら、
2分後に女の子が大げさな荷物背負って来ちゃったりするんじゃない?



って言うかね、認めたくないの。
[ 僕=モテない ]という公式を認めたくない。
[ 平井堅=日本人 ]っていう事実くらい認めたくない。
そんなはずないじゃん!
あんなホリの深い奴が日本人なわけないじゃん!



そう、つまり、僕が童貞なのは ほんの些細な事が原因なんじゃないか、と気付いたわけです。
ちょっと頑張れば、モテモテのヤリチンライフが始まるのではないか、と!
そうだ、そうに違いない。
今に見てろ!この黒チンコどもが!
いつまでも俺の亀頭がピンク色だと思うなよ!
今日から俺のイメージは
[ 僕=チンコ=今すぐ挿れてぇぇぇ!!! ] に鮮やかに変わるのだ!!!



そんなわけで、早速 僕は数少ない女友達に聞いてみたわけです。




「あのさぁ、俺のどういうところが変わったら、付き合う気になると思う?」

「うーん。遺伝子かな?」




日本のバイオテクノロジーには、僕の未来がかかっています。



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#2003/03/09

僕が考える 童貞と非童貞の差。



『穴があったら入りたい』

非童貞の場合:恥ずかしいときに思う。

童貞の場合:街角で女の子を見かけるたびに思う。



よく晴れた日曜日の昼下がり、
そんなことを考えながら街を歩いていた僕は 犯罪者予備軍。



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#2003/03/10

友達の引越しの手伝いに行ってきまして。

まあ、手伝いと言うか、
いらなくなったエロ本を貰いに行こうと思っただけなんですけどね。

「うわー、お前、こんな趣味なんだー」
「あー、いや、別にそういうのが趣味とかじゃないんだけど!うん、そう、暇だったからさ!ちょっとネタで買ってみたって言うか!!」

『ペリペリペリ…』

「ふーん。『○学生 初めての緊縛体験 絶頂失禁編』のページがパリパリになってるのもネタなんだ。へー」
「あわわわわわ…!!!!こ、これで黙っておいてください!!!」
そして手渡される5000円札、みたいな。
うっひょーー!!エロ本と金を同時にゲット!!!

うん、って言うか、僕の被害体験なんですけどね。
しかも、寺岡君は黙っててくれなかったんですけど。



そんなわけで、だ。
あれから2年経った今こそ、リベンジのチャンス!
非童貞に復讐を!
爽やか面した貴様のあられもない趣味を白日の下にさらしてやる!

そんな意気込みで彼の家へ行くと、なんか もう荷造り半分くらい終わってて。
彼と、その彼女とで仲良く片付けてたみたいで。

卑怯だっつーの!
いくら俺でもあんなかわいい彼女の前で、
「エロ本どこに隠してるんだよぉ。ハァハァ」
とか、素で言えないし。
発見したエロ本を見ているうちに 本気で勃ってきて仕方なく「トイレ貸して」とか言えないし。
そこで「ちょうどいいから、彼女貸して」とか言ったら、たぶん今夜中にコンクリート詰めにされて東京湾に投げ込まれることになるし。

で、仕方なく真面目に作業する僕。
二人で想い出の品を見つけては 盛り上がっているカップルを尻目に。
死ね。想い出に埋もれて死ね。

が、そんな僕にも最後のチャンスが!

荷造りも終わり、「忘れ物ないよなー?」って話になって、最後の確認作業の途中、
とうとう見つけました!

あの男のエログッズを!

戸棚の奥から!




使いかけの徳用コンドーム




片付けてなかったのは、あてつけ だとしか思えない…。



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#2003/03/12

朝 起きて、そそくさと着替えを始めたとき、不意に僕を襲う漠然とした不安。
何だろう、このありふれた日常に潜む懐かしい感覚…。
昔どこかで経験したような…そう、例えるなら、おっぱい…?
え、もしかして、俺 今 授乳されてるの?
ここぞとばかりに 力いっぱい 乳首を吸ってる?
しかも、森光子の?

朝っぱらから吐いた。便器に顔が付きそうになる勢いで。



で、もちろん童貞の僕が朝から赤ん坊プレイなんてしているわけもなく。
冷静になってから鏡に映った自分の姿を見ていると、
奇妙な感覚の原因がわかりました。



うん、僕、気がつくと もう5日間も同じ服を着ている。



アハハハハ!
いやー、どうりで最近 部屋から変な臭いがすると思ったよ。
一瞬 真夏の野球部の部室かと思ったもん。
もしくは真夏の高砂部屋。
なんだ、俺、いつの間にかスポーツマンになってたのか。参ったなあ。
よーし、この勢いでマネージャーに手を出しちゃうぞー☆

…埋蔵されてしまいたい。
糸井重里でも発掘できないほど深くに。



5日間同じ服って。
5日間同じ服で、夕飯も毎日 松屋って。
5日間同じ服で、夕飯も毎日 松屋で、オナニーのオカズも同じって。

いかん、いかん!
何やってるの、俺?
そんなだから、コンビニであんまん頼んだのに、肉まん渡されるんだって。
「『肉まん』って単語で興奮してろよ、この童貞」みたいな目で。
クソッ!!
お前らな、そうやって俺のことをバカにしているがな、
すごんだぞ。
脱いだらすごいんだぞ。
アワビどもが口々に叫びだしますよ!



「最近太った?」



…うん、5キロほど。

ダメな奴は何をやってもダメだと気付いた昼下がり。



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#2003/03/13

気がつけば世間はホワイトデー。
たかがチョコ一つで、お返し お返し と騒ぎやがって。
嘆かわしいね!
本当 はしたない!
バレンタインの時 手当たり次第 チョコを請求してた自分が!



うん、つーか、そりゃ、当然といえば当然ですわ。
[ 貰った→お返し ]
これ当然の流れ。
[ フェラ→クンニ ]
ってくらい当然の流れ。
だとすれば、
[ チョコ→クンニ ]
もまた当然の流れ!もはや 自然の摂理ッ!!
さぁ、かかって来い、この クサまんこ ども!!

と息巻いたところで、ホワイトデーがクンニ記念日に変わるはずもないし。
「お返しはクンニで☆」なんて言ったら 殴られないわけがないし。
普通にお返しを考えなきゃならないわけですわ。

とは言っても、基本的にお返しなんてしたことしたことない僕ですから、
何をあげればいいのかよくわからないし。
せっかくだから、相手の好きなものあげたいし。
そこから恋が芽生えて、「コバヤシ君のホワイトチョコもちょうだいッ!!!」ってな事になるかもしれないし!!
うっひょーーー!!ホワイトデー、最高!!

そんな下心を胸に、何がいいか、メールで聞いてみました。




[ ホワイトデーのお返し、ナスとキュウリどっちがいいですか? ]




返事がないのは、きっと真剣に悩んでいるからだと思います。



2003年2月の日記

Diary
#2003/02/06

真夜中に全力で喘ぎ声を上げながらオナニーをしていたら、
大家さんに怒鳴り込まれる、という夢を見ました。
それ以来喘ぎ声は小さく、というのが習慣になりました。



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#2003/02/07

友人とカラオケへ行ってきました。
4時間に渡る熱唱の末、友人が一言。
「いや〜、お前、それで顔がなければ歌手になれるよ」
誉めるか貶すかどっちかにしろ。



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#2003/02/08

裏の家の犬(つがい)が僕を見て鼻で笑うんです。
いつか鍋の具にしてやろうと思ってます。



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#2003/02/09

飲み会がありました。
試しにノーパンで行ってみました。
そこはかとない婦女子の視線に過剰に興奮し、大満足。
そして帰宅後、とびっきり惨めな気持ちになりました。
お勧めです。





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#2003/02/10

昨日のノーパンが効いたのか、体調を崩す。
当然看病してくれる女の子(幼なじみならなお可)など存在しないので、
独り寝込む。
微熱なのにやや大げさに友人にメールを打って、同情を誘う作戦に出るが、
もはや誰も信じてくれません。

入院して優しい看護婦さんに看病してもらおうと計画中です。



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#2003/02/11

一般的に、人が集まって組織を作ると、色々強くなるわけですよ。

「国際連合」とか、
「労働組合」とか、
「自自公連立」とか、
「演劇集団キャラメルボックス」とか、
「日光猿軍団」とか。

集団になると色々有利だったりするわけですよ、普通。

でもダメでした。



「童貞集団」

集まったら、さらに救いようのない響きになってます。
犯罪の匂いしかしません。

あ、体調ですか?
美人の幼なじみが出来るまでは治りません。



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#2003/02/12

サイトとかオープンしてですね、
掲示板とかつけたら、案の定、非童貞率がすごい高いんですよ。
妻子持ちの方までいますし。

「すっごいありがたいです」と建前上言ってますが、
内心醜い嫉妬で一杯です。

ごめんなさい。

あ、それと、女性の方。

ズリネタにしようかと真剣に悩みました。

本当にごめんなさい。



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#2003/02/13

「もしもし?○○?」
「…ふう…も、もしもし」
「何どうしたの、あんた?声おかしいよ?」
「いや、風邪ひいたみたいでさ…ゴホゴホッ…
悪いんだけど、今ちょっと辛いから、またかけ直すわ」
「ああ、そう。ちゃんと暖かくして寝なさいよ」
「ああ、うん、わかった…ハァハァ…じゃあね」

ガチャン。



お母さん。

オナニーしている最中に電話をかけてくるのはやめて下さい。



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#2003/02/14

ああ、そこのお前。
そう、お前だよ、このヤリチン。

バレンタイン特別企画の報告ちゃんと読んだわけ?
読んでないカスは、ちょっと読んでこい。これな。



読んだ?



で、ぼろぼろに傷付いた俺に、これ以上2月14日のことを話せって言うわけ?
お前ら、優しさってないわけ?

わかったら黙って彼女といちゃついてろ。
避妊はちゃんとしろ。




こっち見んな!!!(泣



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#2003/02/15

今日さ、珍しく友達が僕のおうちに遊びに来たのよ。
今年になってから、俺とデリバリーピザ屋のお兄ちゃんしか入ったことのない家に。

しかも、何を思ったか彼女連れて来てんの。
自慢?
マジで殴るよ?
で、俺、返り討ちにあっちゃうよ?



でも、彼氏の見ていない隙に乳くらい揉めるんじゃないかと思って我慢した。
ついでに乳首つまめるかもしれないし。
実際にやろうとしたら羽交い絞めされた。
徐々に意識が遠のいて、ちょっと漏らした。

まぁ、そんなことがありつつも、表面上和気あいあいと過ごしていたわけです。

で、来客者があることなんて端から想定していない俺の部屋には、遊ぶもんなんてパソコンくらいしかないから、彼女、パソコンいじってたんですわ。
そしたらね、突然悲鳴。



『キャーーーーー!!!変態ーーーー!!!!!』



ふと見ると、なんかブラウザ立ち上がってんの。
やっべーーーーーー!!!
お気に入りに入ってるエロサイト隠すの忘れてたーーーーーー!!!
今まで俺の築き上げてきた清純派キャラが危ない!!

とっさに言い訳しようとした俺が、ふとブラウザに目をやると、
なんかエロサイトじゃない。

やけにデザインのしょぼいサイト。
もうカスレベル。
彼女ね、「こいつ、マジでキモイんだけど!!」って連発してんの。

で、よく見るとね、
このサイトなの。

仕方ないから俺も言ったよ。
「そうそう、あんまり惨めで、見てて笑えたからブックマークしちゃったんだよね(笑」
って。

彼女、帰るまで
「マジでああいうの友達にいて欲しくないよね。絶対臭いもん」
って言ってた。




ねえ、どうして人生ってやり直せないの?



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#2003/02/16

昔バイトしてた居酒屋の店長から久しぶりに電話ありまして。
なんかね、「たまには飲みに来いよ」みたいなこと言われたんですよ。

まいったな、俺がいなくなって、そんなに寂しかったのか。
俺、人徳ありすぎるかな、とか思ってたら、

「最近売り上げ悪いから、たっぷり金持って来いよ」

もしかして俺の価値って金のみ?
包茎手術しようと思って、コツコツためてる俺のお金?
で、いつも我慢できずにエロ本買っちゃって、皮かぶりっぱなし。
亀頭ほんのり桜色。

その少年らしさが俺の魅力です!お姉さん、ぜひよろしく!!



いやいや、違う。
そんなはずない。
1年半も働いてたバイト先だもの。
いまだに俺のことが忘れられない女の子とかが、ほほ染めながら
「もう一度会いたいから、呼んで下さい☆」って店長に懇願したに違いない。
もう照れ屋なんだから。
俺の人徳に惚れてるなら素直に言いなよ。
よし、行こう。
一応風呂入ってから行こう。

しかし、昔バイトに行くときによく通ってた道を歩いていると懐かしくなってね。
色々あったなぁ。



新しい女の子のスタッフが入ってくるたびに「好きです」みたいなオーラ放ったり。

女の子に「顔がセクハラですよ」って言われたり。

ある日バイトに行ったら、俺の名札の名前が「チェリーさん」に変えられてたり。




店の前まで行って、帰った。



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#2003/02/17

私信で申し訳ないんですが、
ちょっと重要な連絡なんでここで。




僕の大好きなアダルトサイトさんへ。
そろそろ更新してください!!



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#2003/02/18

バレンタイン企画のときに約束した子から
「遅くなってごめん!チョコ(彼氏の余り)渡すよ☆」ってな連絡が入りまして。
「あ、そう言えば約束してたね。忘れてた(笑」
とか平静を装いましたが、もう準備万端。

いつ手マンしてもいいように、爪切りOK!

いつ乳首攻めされてもいいように、乳毛処理OK!

いつ「…欲しいの」って言われてもいいように、包茎手じゅ…

ダメ!!待って!!もうちょっとお金がたまらないとチョコ取りにいけない!!

でも、「上野クリニックのせいで今日は無理」とは言えないので、
今日は手マンまでで我慢することにして彼女の家に出発。



そしたら何かね、手作りなのよ。
チョコレートケーキみたいなの。
彼氏のために頑張りました、みたいなやつ。
赤マムシドリンク120%配合!みたいなやつ。
うわー、もしかして陰毛とかすり潰して入ってたらどうしよう!!!
聞いてみてぇぇぇぇ!!




「これ、どれくらい陰毛入ってるの?」

「死ね」




ダメ。
2文字で終わる。
俺の楽しい大学生活も同時に終わる。



仕方ないので、そんな素朴な疑問を押し殺して試食タイム。
うわー、生クリームとか使ってておいしs

「あ、そうそう、遅くなっちゃったから、ちょっと悪くなってるかも」

…やっぱり、お家に帰ってからゆっくり食べます。

「でも、せっかく作ったから、食べて☆」

笑顔でごまかしすぎ。
その笑顔の裏に色々隠しすぎ。
美しいバラには棘がありすぎ。
で、俺、その笑顔に騙されすぎ。




センセー、トイレ行っていいですかー?



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#2003/02/20

「あー、腰痛いな」と、さらりと呟いてみたんですよ。
そしたらね、隣のイケメンが言うんですよ。
「歳だな(笑」って。



もうね、お前らはわかってない。
全然なってない。
小学校で何習ってきたわけ?
何のための保健体育なわけ?
修学旅行の前に女子だけ集まって何のビデオ見てきたわけ?
そのビデオ、誰かダビングして送ってくれたりしないわけ?

連絡先はこちらです。どしどしご応募ください。返品不可。



いや、そういう話じゃなくてね。
「腰が痛い」と言う。→「やりすぎだな(笑」と返す。
これだろうが。
こう返すのが礼儀だとは思わないのか?

例え相手がどう見ても趣味は「エロサイト巡りです」みたいな奴でも。
「射精が激しすぎてオナニーの後キーボード掃除するのが大変です」みたいな奴でも。
具体的に言うと、俺でも。



ヤリたい盛りの男の子が「最近腰痛い」と言ったら、
男だったらハンカチかみ締めて悔しがるくらいの度量が欲しい!
女だったらその場でパンツ脱いじゃうくらいの度量が欲しい!
「じゃあ今日は騎乗位でしようっ☆」って言っちゃうくらいの優しさが欲しい!
ちなみに好みのタイプは深津絵里!

連絡先はこちらです。どしどしご応募ください。返品不可。



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#2003/02/21

「世界に一つだけの花」ってなんか売れてるらしいですね。
僕も聞いてみました。

すごい、なんか俺、生きる希望がわいてきたよ!
そうだよね、人と比べたりなんかしなくてもいいんだよ!
日記で毎日愚痴ばっかり言ってた自分が恥ずかしいですよ。
僕もこれからは胸を張って、一生懸命生きていこうと思います。





そう、だって僕も、もともと特別な








「世界に一人だけの童貞」






死んでしまえ、俺。



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#2003/02/22

今朝、激しいインスピレーションに襲われ、僕たち"乳毛ソウルズ"(メンバー僕だけ)のメジャーデビューシングルが出来上がりました。

僕の今の素直な気持ちが表現できたと思います。

それでは聴いてください。

「すれ違いMorning 〜あの頃僕たちは〜」 作詞・作曲:童貞コバヤシ

どうしてだろう この胸騒ぎのMorning
変わらないと信じていたのに Baby


Ah いつもそばにいてくれた君が
Ah いつかいなくなるなんて
考えても (考えても)
みなかったよ (みなかったよ)
なぜもっと大切にしてあげられなかったんだろう

(セリフ)come on!!

※君と重ねたあの日々は
 もう二度と帰らないの?
 二人で迎えるあの朝は
 もう幻になってしまうの?

※繰り返し

 Uh 悲しみと後悔だけが
 Uh 僕の胸に突き刺さる

 朝勃ちしなかった朝



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#2003/02/23

正月に実家に帰ったときに衝撃的な話を聞いちゃったんです。

なんかね、幼稚園に通ってる僕の親戚の子がね、
同じ幼稚園の女の子とキスとかしちゃってるらしいんですよ。
幼稚園児の分際で、「大きくなったら結婚しようね」とか言われちゃってるらしいんですよ。



もちろん僕はもう大人ですから、そんな話聞いたところで、どうもしやしませんよ。

ちょっぴり殺意を覚えるだけで。



いやいや、殴ってなんかいませんって。
僕は大人ですもん。今度22ですよ?
だから、微笑ましいなぁ、って思いながら、

「じゃあ、お前、結婚したあとの将来設計とかあるわけ?
どんな職に就こうとかちゃんと考えてるわけ?」

って問い詰めて、大人の世界の厳しさを教えてあげたわけです。



そしたらね、あのガキが言うんですわ。
「うん!僕ね、大きくなったら○○レンジャーになるんだ!」
わー、かわいいなー。
こんな子供に一瞬でも殺意を抱くなんて、俺どうかしてたよ。
親戚のおばちゃんとかもみんな
「あら、じゃあ頑張って大きくならないとね(笑」
とか言ってすっかり和やかなムード。
うんうん、そのときはぜひ何とかピンクを俺に紹介してくれよ、とか思ってふと見たら、
たまたま来てた近所のお姉さん(美人)も
「わー、そしたら私のことも守ってね(笑」
って言って、その子の頭なでたりしてるの。
本気でぶん殴りてえ。



大体こんな時代に考え方甘いんだよ。
なんだよ、職業=正義の味方って。
そんなんでこの不況乗り切れると思ってるのかよ。
クレジットカードとか作るときどうするのよ?
「ご職業は?」ってきかれて、「○○戦隊です」とか言うわけ?
失笑だね。

大体お前ら、一年ポッキリじゃん。
悪の組織倒しちゃったら失職じゃん。
バ○ダイからプラモデルとか出してもらえなくなるじゃん。
そんな奴が結婚?
笑わせるな!10年早いっつーの。
そんな甲斐性のない奴やめて、俺に乗り換えなよ、ミサキちゃん(5歳)。
将来性のないような男はダメだって。



ところで、そんな僕は今年も留年が決まりました。
将来の夢は素敵な主婦になることです。



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#2003/02/24

ところで昨日の日記を書きながら、ふと思ったんです。

「戦隊モノのヒーローは童貞なのか?」と。




いや、待て、待て。待てって。
とりあえず、その可哀想なものを見るような目をやめろって。
あと、銭湯で俺のJr閣下と子供のソレを見比べて
「協議の結果、この勝負引き分けです」とかアナウンスするのもよせって。
毛は生えてるっつーの。しかも必要以上に。



それはともかく、よく考えてみてくださいよ。
戦隊モノって言ったら、子供の憧れですよ?
いけ好かないガキどもの将来の夢ですよ?
その憧れの彼らが童貞だったら、世の中夢も希望もないじゃない。
また少子化進んじゃうじゃない。
「どうして私たち、こんな風になっちゃったんだろうね・・・運命って残酷…」
って感じじゃない。

で、ちょっと考えてみたわけですよ。
まずね、レッドは絶対非童貞。
だって、リーダーでしょ?
言ってみれば地位も名誉も欲しいままにしてるんですよ。
絶対キャバクラとかで、「キャー!!リーダー!」とか言われて喜んでるって。
で、「ねぇ、またロボット呼んでー☆」とか言われていい気になって、
深夜の六本木に巨大ロボ呼び出してるって。
あと、上司の特権を生かしてピンクにセクハラしてる。間違いないね。

ブルーとグリーンはナンパとか好きそうだね。
二人で街へ出て、
「今度東京タワーの近くで怪獣と闘うから、見に来てよ」とか言って女の子口説いてる。
で、たぶん穴兄弟。
しかもピンクと。
あいつら絶対あのやけにピチピチのコスチュームで変なプレイしてるって。
どうなってるんだよ、テレビ朝日!



でもね、思ったの。

黄レンジャーは絶対童貞!!

たまの休みに実家に帰ると、母親とかに
「いい加減あんたも、わけわかんない格好してテレビとか出てないで、
ちゃんと身を固めてちょうだいよ」
とか言われてるの。
で、「俺もそろそろカタギに戻るか…」とか思いながら
東京のアパートに帰ってくると、
ドアにスプレーで「黄レンジャーハウス(爆」とか書かれてて、
大家さんに見つからないように夜中に一人 雑巾でそれを一生懸命拭く黄レンジャー。
「俺、どうして東京とか出てきちまったんだろう…もういっそ死んじま

って、うわーーー!!ダメダメ!!黄レンジャー、俺だけはお前の味方だからな!!!



てなことをいい歳して真剣に考えながら街を歩いていたら、職務質問されました。
だから、下着は盗んでないですって。まだ。



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#2003/02/25

僕が汚いながらもイカ臭い我が家で食事をしていると、友人から電話。

「おい、お前 今、踊るさんま御殿見てる?」
「いや、見てないけど」
「ちょっとテレビつけろよ!マジでやばいんだって、すげーかわいいの!!」

「カワイイ」という言葉に目がない僕は、すぐさまテレビのスイッチをオン。
同時にJr閣下のやる気にもスイッチオン。

「で、どれよ、そのかわいいのって?」
「今 思いっきり映ってるよ!」
「どれよ?相田翔子?」
「ちげーよ!ほら、柳生博!!あんなにはしゃいじゃって、すげーかわ

ガシャン。ツー…ツー…




そんなくだらない用事でいいから電話がかかってこないかな、と真剣に思った午後8時。
僕の携帯電話が音をたてなくなって4日になります。



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#2003/02/26

アイフルの「パパ〜、あれ欲しい〜」っていうあのCM。

あれは絶対、
「援助交際してるサラリーマンがおねだりに負けて、サラ金で転落していく物語」
だと思う。



そんなことを激しく主張してみたわけです。
うん、そうだよ。わざわざ電話かけて。

そしたら、はっきりと言われました。
「お前は歪んでいる」と。
「お前は何でも金、金、金か、この資本主義の犬が!」みたいな扱いですよ。
僕も負けじと「黙れ、このイエローモンキーが!」と応戦しようとしたんですが、
怒らせて今後合コンに誘ってもらえなくなったら困るので
「ひぃっ!!もっとなじってぇ!!」とお茶を濁したわけですわ。



いやいや、そのセリフが本心かどうかなんてどうでもいいことじゃないか。
深く考えるなって。
なんだよ、じゃあ マゾは日記書いちゃいけないっていうのかよ?
先生はお前ら非童貞のそういう考え方、嫌いだな。



いや、そういう話じゃなくて。
じゃあ、いったいどういう話なんだよ、と問い詰めたわけですよ。
そうしたら彼が教えてくれました。

「あれはな、義理の娘(再婚相手の連れ子)に恋してしまったサラリーマンの禁断の物語だ」



やっぱり非童貞にはかなわない、と痛感した。



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#2003/02/27

いやー、参った参った。

今日も暖かな午後の日差しを浴びながら素敵なオナニーライフを満喫しようとブラウザを立ち上げて、めくるめくエロサイト探しの冒険へ出発だぁ!
なんて思いながらシコシコしつつ、リンク先を片っ端から当たって行き、
「あ…僕…イキそうっ…!!イキそうだよ、先生ッ(数学教師・28歳)!!」
と叫んで新しい画像をクリックしたその瞬間、

目の前に現れたのは、物凄い不細工なおばちゃんの画像。

実家の近所に住んでいた、ゴミ収集のルールにうるさいあのオバハンそっくり。
モニターは一面ドドメ色の世界。

「しまった、罠だ!引き返せ!!!」
「ダメです、隊長!もう間に合いません!!我々はこのまま特攻します!!」
「やめるんだ!!無駄死に だぞ!!私たちはこんな事のために戦ってきたわけでは…」
「うおーーー!!童貞バンザーーーーーイ!!!」
ドカーン! ドピュ…ドピュ……ジョロジョロジョロジョロ…



って、おい。
なんで そこで 漏らすわけ?
漏らさない。漏らさないよ。
何のために 「多い日も安心♪」 を着けてると思ってんの。
いや、そういうんじゃなくて、普通に漏らしたりしないって。



とまぁ、そんなことを今日もつらつらと書き連ねようと思って、
ハッと気がつくわけですわ。

インターネットって世界中どこでも閲覧可能なわけじゃん。
[ 世界中 ]ってつまり、[ 含・深津絵里 ]なわけじゃん。
[ 世界中 ]ってつまり、[ 含・MEGUMI ]なわけじゃん。
久しぶりの楽しいオフ、何かの拍子に田中麗奈がこのサイトに行き着き、一言、

「キモっ!」

みたいな。



うわーーーー!!
ヤベーーー!!

もっと 俺をなじってーーーー!!!



よし、明日からもっと恥ずかしいことを書こう。



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#2003/02/28

今日、実に久しぶりに僕の携帯が鳴りまして。

うわ!こいつ、まだ死んでなかったのかよ!
じゃあ、なんで今まで沈黙を決め込んでたんだろう?
そんな疑問が僕の胸を深く打ち、恥ずかしながら涙した午後。



いや、そんなことより、誰からなの?
どんな雌豚からの着信なの?
僕とどんなプレイをお望みなの?

そんな思いが錯綜する中、ディスプレイを見ると、「母」の文字。
うわー、期待して損したー。
悪いけど、俺、生理が止まった女には興味ないんだわ。




いや、そういうことじゃないだろ、俺!
ヤバイって。
留年が決まって以来、なんか俺、家族とみなされなくなったし。
親戚が子供生んでたのに、全く連絡がなかったし。
実家にある俺の荷物も着々と処分されてってるし。
祖父の七回忌にも呼ばれなかったし。



そんなわけで、親の金で生き永らえている分際で 一旦さくっと着信をスルー。
対応策を練り直してから かけ直す事に。




と思ったら、なんか留守電 残ってんの。

うわー、どんな罵倒が入っているんだろう、と思いつつ再生。





「あー、母さんだけど、明日あんたの家に行くから。よろしく」




え?僕の家ってあれですか?
無造作に床にエロ本が散らばっている我が家のことですか?
バスタブにカサカサになったザーメンがこびりついている我が家のことですか?
机の上に 歪んだ字で「顔射」と書かれたメモが散らばっている我が家のことですか?



そういったわけで、我が家では今、夜を徹しての証拠隠滅工作が続いています。
明日の更新がなかったら、童貞は退治されたと思ってください。
うん、オチとか今、無理。

飲み会

よし、それじゃあ童貞の俺が、
貴様ら非童貞に偉そうに説教をたれようと思うので、聞いてやってください。

まずはだな、貴様ら飲み会の席で、当然のように恋愛トークを始めるなよ、と。
俺どうするんだよ。
隣の奴とか嬉しそうに彼女の愚痴語り始めやがるし、
対面のイケメンも「あ、それわかる」とかぬかし始めやがる。
「一晩で3回も4回もできねえっつーの」じゃねぇよ。
こっちは一晩で5回も6回も抜いてようやく寝れるんだよ。
泣くぞ、この野郎。

それでだな、俺があまりにもその流れについていけないのを見て
無理やり気を遣って、「誰か好きな娘いないの?」とか言い出す始末。
いたっつーの。
今のお前の彼女だよ、ボケ。

でもまぁ、盛り上がりに盛り上がってるこの場でそんなこと言えるわけもないので、
セコセコとチェックしてた2番手の女の子の名前を出すわけですよ。
まぁ、相手にしてみれば童貞風情に2番手呼ばわりされる筋合いはないだろうけど、
それは仕方ない。
俺だって人の子ですよ。
しかも人一倍脂ぎっちゃってる童貞だから、
それくらいの「誰でもいいんです、ぶっちゃけ」感は否めないわけだ。
そんなわけで、その子の名前をおずおずと俺が口にするわけ。

そうしたら一瞬場が凍りやがるの。
で、すまし顔のクールなイケメンが「あ…」とか言うわけ。

「あ…」ってなんだよ、と思うわけですよ。
そりゃ、確かに俺は童貞ですよ。
セックスはおろかキスもしたことのない見事な真性君。
しかも短小ですよ。
いや、誰も知らないし、そのことで困ったことは一度もないけどな。

しかし、そんな俺が一応場の空気を考えて、
必死に君たち非童貞の恋愛トークに食い下がろうと頑張って答えたわけです。
その結果がこの凍りついた空気。

焦るよ。射精するかと思ったよ。
でもこんなところで発射したところで何の解決にもならないので、
ごくごく控えめに聞くわけです。
「え…、何か俺悪いこと言った…?」

そうするとイケメン君ども、俺の表情伺いながら、何かひそひそと相談し始める。
「なんだよ、今度は誰の彼女なんだよ。おっさんもう驚かんから言ってみろや」
とまぁ心の中で目一杯虚勢張ってみたりしながら待っているとだな、
斜め前のイケメン君が言うんです。

「…その子、この前酔った勢いでやっちゃった…」

ほら来た。もう予想通りの展開ですよ。
つーか、お前彼女いるよな、ちょっとロリ入った子。


まぁ、いいさ。
そう思って俺も無理して、「マジで〜!!」とかおどけてごまかそうとした瞬間に、

「しかも吉田(仮名・♂)と3P…」

萎えたわ。

で、まぁ、そこからはよくある話ですよ。
何かもう場もギクシャクしてきちゃってるもんだから、何とかフォローしようと
「いや、でも本当一回だけだよ。マジで」
とか言うわけ。
しかし、よくよく考えてみると、それフォローか?
で、しかも後々話が進んでいくうちに
「一回だけ」が「2〜3回」になり、
最終的に、「週一くらいで続いてます(時々吉田(仮名)含む)」になりました。

で、もうどうにもならないもんだから、
「いや、でも俺、おまえのこと応援するよ。今度お前も呼ぶからさ」
とか言い始める。
いいですか、イケメンの君。それは応援じゃないですよ。

そんなわけで、誰のせいと言うのでもなく、気を遣いあった結果、その飲み会は、
「…とにかく頑張れよ。そのうち彼女できるよ」という一言でお開きになったわけだ。
今さら精神論で俺にどうしろと?
とりあえず帰って抜いたよ、その子の3Pで。

そんなわけで、今回の童貞の主張は
「飲み会で恋愛トークをするのはかまわないけど、変に童貞に気を遣うな」
ということです。

ご清聴ありがとうございました。


バレンタイン-前編

さて、今夜も童貞の私は暇です。
週末だろうが、祝日だろうが、
クリスマスだろうが、バレンタインだろうが、容赦なく暇です。
と言うより、そういう日のほうが圧倒的に暇です。
そういうわけで、今夜も身勝手に説教です。
非童貞のカスどもは、クンニしながらでいいので聞いてやってください。

クリスマスだの何だのと、
童貞的には街角のカップルを片っ端から殴り倒したい季節も終わり、
今年も犯罪者にならずにすんだ、とほっと一息ついているとだ、
誰が決めたのか知らないが、バレンタインとかいうふざけた行事がやってくるわけだ。

まぁ、もちろん俺くらいの年になると、もうそれほどたいした行事ではないし、
クリスマスなどの苦行を乗り越えている童貞にとっては、
もはやどうということもない。
下手をすれば忘れているうちに終わってしまうくらいだ。

例によって飽きもせず、非童貞どもが、
「正直言うとさぁ、俺あんまりチョコ好きじゃないから困るんだよな、もらっても(笑」
だの、
「お返し考えるのが嫌なんだよなぁ。金ねえのに」
だの、飽食の時代の見本のような発言を繰り返し、
いつもどおりイケメンの彼が「わかる、わかる」と
並外れた理解力を発揮したりするわけだが、
俺ももういい年だし、ほとんど意識しない。
正確に言うと、必死にそういうフリをする。
カレンダーには赤ペンでチェックがついている。
恥ずかしくなってそれを修正液で消した跡が残っている。

まぁ、そういうわけでだ、平静を装っている俺だが、
いつも通り、はらわたが煮えくり返るような非童貞への憎悪と
「もしかしたら密かに俺を想っていた美人(不特定多数)が熱い愛の告白を…!!」
という過剰な妄想と股間を膨らませながら、オナニーに励むのがこの時期なわけだ。

この時期に不用意に接近した婦女子の諸君は
容赦なくその日のおかずにされているので、十分気をつけてもらいたいところだ。
貴女の乳首にも俺の妄想によってチョコが塗りたくられている可能性は否定できない。

さて、こう書くとまるで俺が
バレンタインとはまるで縁のない男だと思われがちだが、
決してそんなことはない。
童貞だと思って馬鹿にしてるだろ、そこのイケメン。
お前らと製菓メーカーとベルギー王室のためだけにバレンタインがあるわけじゃねえんだよ。
こう見えてもバレンタインは引っ張りだこだったんだよ。

中学高校時代はだな、バレンタインに学校に行くと、
おもむろに女子どもがちらちらと俺の方を見てくるわけだ。
すでにこういう事態には慣れっこだったから、
おとなしく何事もなかったように昼休みあたりまで待つわけ。
それで昼になるとだな、いよいよ奴らも動き始める。
やれやれ、人が心穏やかに昼食をとっているのに、せわしない、
と心で思っているような顔をしつつ、実際には嬉しくて仕方ない。
で、あふれんばかりの笑顔で彼女たちは言うわけだ。

「…これ、○○君に渡して欲しいんだけど」

毎年思ったね。
君たちは鬼か、と。
わかってはいるけど、毎年こっちは期待するんだよ、ボケ!
体育倉庫に連れ込むぞ。
と、まあ心の中で悪態をつきつつ、
こいつがフラレたら優しくしておいた俺に心傾くかもしれない、
という今も昔も変わらぬ下心のために、にこやかに引き受けるわけだ。

そんなわけで、
「井上君(仮名)が帰らないように放課後少し引き止めておいて」
だの、
「吉岡君(仮名)って今日どこにいるかわかる?」
だのという、彼女たちの頼みを延々聞くことになる。
あのな、井上君(仮名)はもう彼女いるし、吉岡君(仮名)は今日休みだ。
あと、お礼の義理チョコだけど、どんなに綺麗に包装しようが、
板チョコは板チョコなんだよ。
そもそもお前誰だ?

そんな風にして、
普段話したこともないような婦女子どものお願いにかどわかされて、
気忙しく俺のバレンタインは過ぎていくわけだ。
あとは、「渡しておいて」と言われたチョコの相手が見つからなくて
日が暮れるまで校舎をさまよった俺の気も知らずに、
楽しそうに談笑する新カップルの後姿を見守る日々ですよ。
いいか、お前、一つだけ言っておくが、
その女に最初に目をつけてたのは俺だぞ。

しかしだ。
神はいたよ。
高1のときだったね。
いつも通り色々な意味で疲れて帰ろうとする俺の前に
井上君(仮名)にチョコを渡そうとしていた女がいるわけだよ。
具体的に言うと4番手(当時)。
しかもなんか泣いてるわけだ。
俺はここぞとばかりに、
凛々しく「どうしたの?」と声をかけようとして、案の定どもるわけ。

で、あんまり凛々しくどもったもんだから、
見栄っ張りの俺はわざとらしく咳込んで、
「ごまかしきった!」とやや誇らしげに素通りしようとしたわけだ。
後で「冷たい奴だと思った」と率直な意見を言われたね。

だが、何を思ったか彼女の方から声をかけてきたのだよ、泣きながら。
ああ、勃ってたよ。
それで、
「ごめんね、わざわざ協力してくれたのに…」
とか言うわけだ。

下心大作戦的中ですよ。
全て俺のシナリオ通り。
シナリオに従えば、彼女は受けとってもらえなかったチョコを
俺におずおずと差し出す。
水戸黄門で言えば印籠登場のシーンだよ。

そして、
「井上君(仮名)彼女いたんだって…」
と言いながらチョコを差し出す彼女。
「よかったら…」
勝ったと思ったね。
漏れ、優勝。
早くも本年度アカデミー賞最有力候補。
すでにこの時点で近辺のラブホの場所をサーチし始めてたよ、俺は。

「…もったいないから食べてくれない?
私、次、森下君(仮名)に渡しに行ってくるから」

…うん、ありがとう。
転ばぬ先の杖って大切だよね。
彼女が涙をぬぐいながら立ち去った後で
大空へ向かって投げたよ、チョコ。
で、もったいないから拾って食べたよ。
彼女?次の日から森下君(仮名)と楽しそうに手をつないで帰ってたよ。

そういったわけで、今回の童貞の主張は
「バレンタインに浮かれるのはかまわないが、
婦女子は、童貞も男だということを忘れないでくれ」
ということです。

ご清聴ありがとうございました。

なお、非童貞に対するバレンタインの説教は、次回改めてさせていただきます。

バレンタイン-後編

さて、高校時代の苦い思い出に、やり場のない怒りをかみしめつつ、
今年もまた
チョコレートメーカーとベルギー王室主催のイベントの時期がやってきたわけだ。

俺がささやかな夕食を採ろうと
コンビニへぺヤングソース焼きそばを買いに出かけると、
店内の一番目立つ棚にやたらと凝ったラッピングのチョコが陳列されていたりして、
なんかもう一面ピンク色。
ハートマークとか垂れ流し。

お前、それチョコよりまわりに敷き詰められた紙くずの方が多いじゃねぇかよ。
それちゃんと再生紙使ってるのかよ。
地球に優しいのかよ。
少なくとも俺には優しくねぇよ。

で、毎年この時期になると、俺の周りのイケメンどもは
例によって浮き足立って、前述のような遠まわしな嫌がらせをしてくるわけだ。
クリスマスといい、バレンタインといい、キリスト教はろくなことしねえな。
仏教見習え、このフリーセックス集団が。
まあ、いい歳して街角でそんな筋違いなことを言っていると、
そういう団体だと思われたり、
おまわりさんたちにお話を聞いてもらわなければいけなくなるので、
あくまで心の中だけで思って、善良な一般市民として振舞うわけだが。

さて、俺もいい歳なので、さすがに誰かにチョコを渡しておいて、
などとふざけた依頼を受けることもなくなり、
さらに縁遠いイベントとなったバレンタインだが、
社会が童貞を許してくれるわけではない。
ご存知、義理チョコ制度だ。

普段明らかに俺に義理などないはずの貴様らがなぜ俺に義理を売る?
特に現在彼氏のいないT。
全員に「義理だよ〜」と言いながら、
なぜ俺のはアルファベットの入ってるチョコの詰め合わせで、
松下(仮名)のは美麗なラッピング付き手作り仕様なんだよ。
義理にまでランクつけるなよ。
あと、アルファベットが「X」ばっかりなのは、何の暗号なんだ?

だが、まあその辺はまだ善良な方だ。
たちが悪いのはやはり彼氏持ちの女の義理チョコ。
要するに非童貞の一味。
おまえらな、くれるのはいい。
特にかつての俺の1番手(現某イケメンの彼女)。
その場は「どうせ義理だろwいらんよ」と強がってみせましたが、
日くらいもったいなくて食べれませんでした。
ちょっと飾ってみたりしました。
むしろ自分の中で甘酸っぱい思い出に捏造してます。
この場を借りて謝ります。ごめんなさい。

それはともかくだ。
俺だって一応義理でも内心小躍りして喜んでるわけだよ。
で、お前らが楽しくデートに向かってる間に、
お家に帰ってありがたくいただいているわけだ。
「さぁ、○○タンはどんなのだろう。ドキドキ」
とか独りでぶつぶつ言いながら
本命のやつより数段気の抜けた感じのラッピングを開けると、
時々手作りっぽいやつが入ってたりする。
叫んだよ。
「萌えーーー!!」って。
後日隣の住人に睨まれたよ。
いつか捕まるよ、俺。

で、「もしかして俺にもちょっと気があるんじゃないか?」とか
数分間にわたって妄想を膨らませたりするわけだ。
包装紙の中を執拗に引っ掻き回して、
どこかに手紙とか入ってないかと探してみたりもする。
その結果、勢いあまってそれをオカズに抜いたりもする始末。
まぁ、そんな感じで一通りの通過儀礼が終了したところで、
気持ち(とティンポ)が落ち着いたところで、いよいよいただきます、となる。

期待と淡い恋心と若干の下心を胸に、口に運ぶとだな、
次の瞬間ふきだしたよ。
なんて言うかですね、こげてます、これは。
まぁ、でも誰にでも失敗はあるし、得手不得手もあるだろうと、
ビターテイストのチョコレートを延々と食べ続けたわけです。

で、その後、そのチョコをくれた娘に会ったもんだから、
俺も一応主に下心にしたがって、
「あ、この前はありがとう。おいしかったよ」
とかぬけぬけと言うわけだ。

そうすると、彼女満面の笑顔で
「本当〜?良かった〜」
とか言うわけ。
それがまた本当に嬉しそうなのだよ。
もう俺の妄想全開。
ホワイトデーには今の彼氏から略奪可能。
お返し、ティファニーとか行った方がいいのかな?
どこにあるか知らないけど。

そしたら、本当に嬉しそうに彼女は言うわけ。

「彼にあげる予定で作ったやつなんだけど、
失敗しちゃってとてもあげれなかったから、 どうしようかと思ってたんだよね」

それは要するに、「残飯」と言うことでいいかな?
満面の笑みで「また失敗したらあげるね〜」という言葉を残し、立ち去る彼女。
今度はちゃんと捨ててくれ。

そういったわけで、今回の童貞の主張は
「バレンタインを楽しむのは結構なことだが、非童貞どもは
おいしい彼女の手作りチョコが、
童貞の屍の上に出来上がっていることをかみしめて食べてくれ」
ということです。

ご清聴ありがとうございました。

P.S.
ところで、飲み会で俺がちょっと「かわいいね〜」と言ったFさん。
どうしてみんなに配っていたはずの義理チョコを、僕だけもらえなかったんですか?


クリスマス

こんばんは。
僭越ながらまた童貞が尊大に説教をしようと思うので、
ヤリチンどもは耳をかっぽじって聞いてくださると嬉しいです。

年末年始ってやつは、もう童貞の鬼門中の鬼門で、
クリスマスに大晦日、正月3日と非童貞どものイベント続きなわけだ。

いや、別にいいんだよ。
独り身のやつには独り身のやつの楽しみ方もあるし、
そのために毎年明石家サンタがあるわけだから。

ただな、おまえらみんながみんな非童貞だと思うなよ、と。
ただでさえ街中もう抵抗しようのないくらい幸せムードかもし出しているのに、
この上おまいらはまだ俺を追い詰める気か?
何が「この時期って出費かさむよな〜」だよ。
松屋はクリスマスだろうが元旦だろうがカレー並一杯290円なんだよ。
で、隣のイケメンもまた「わかる、わかる」とか言い出す。
お前理解力ありすぎだっつーの。

で、この時期になるとなぜか非童貞どもは、
決まって不幸自慢始めたりするわけ。
「やばいよ、俺まだ今年クリスマス予定入ってねぇ」とかな。
俺なんて毎年予定ねえよ。
そもそもまだ11月だろ。
ここでまた例の彼が「そうそう、俺もなんだよ〜」とか言うわけです。
お前先週も先々週も毎週違う女と遊んでんじゃねえかよ。
その話、毎週俺のズリネタです。正直ありがとう。

そうこうしている内に、また話についていけず黙り込んでいた俺に
よせばいいのに話を振ってくるわけです。
「お前はクリスマスどうすんの?」
普段の俺を知ってるんだから聞かなくてもわかるだろう。
俺がケンタッキーとか行ってクリスマスバーレル予約してると思うか?

でもまあ、せっかく気を遣ってくれているわけなので、
俺としても精一杯話を合わせようと、
「いや、まだ決まってない」
とか言うわけですよ。
嘘だよ。
「まだ決まってない」じゃなくて、
「24日に朝起きてから決める」なんだよ。
決まってるんだよ。

そうするとですね、いつも「わかるわかる」を連発してる彼が、
「お前もそろそろ彼女作れよ」とかぬかすわけです。
作れるもんなら作ってるっつーの。
そもそもお前らが片っ端から食い散らかしてるから、残ってないじゃん。
東南アジアの飢餓貧民ですよ、俺は。

ところがこのイケメン、何を思ったか、
「ならさ、今度合コンあるから、お前来いよ。ちょうど一人足りないし」
とか言い出す。
グッジョブ。
お前はいい奴だ。
モテるわけだよ。

でも、童貞の俺はここで張らなければいい見栄を張りだすわけだ。
「いや、いいよ。俺行っても盛り上がらないよ」
と心にもない発言。
まぁでも、狡い漏れはこの後もう一押しくらいあるだろう、と踏んでいるわけですよ。
さらに、こう言っておけば実際合コンで滑っても
「な、俺じゃやっぱりダメだろ?ごめんな」
と言い訳できる。
正に童貞のしょうもない虚栄心が生み出した器の小さい技と言える。

で、そうすると案の定、彼は
「そんなことねえよ。クリスマス前でみんな焦ってるし、余裕だよ」
とか言って追ってくる。
内心しめしめですよ。童貞的には今年一番の読みの冴えなわけです。

そういうわけで、まんまと絶好の条件をそろえた俺は いよいよ、
「そうか?じゃあ、人数合わせでよければ…」
と核心に迫ろうとしたわけだ。

その時ですよ、隣で話を聞いていた
「俺まだクリスマスの予定決まってないんだよね」のイケメンが、
「え、それなら俺行くよ」
とかぬかしやがるんです。
「いや、今年は本当予定決まんなくて困ってたんだよ(笑」
とかめっぽう爽やかに。
「(藁」じゃなくて「(笑」ですよ。

まぁでも最初に声をかけたのは俺だし、
彼としても俺に気を遣うだろうと思っていたら、
「マジで?良かった〜。来週なのに、数足りなくて本当に焦ってたんだよ」
とか言い出すんです。
…本当に人数合わせだったのかよ。

もうそこからは遠い国のお話ですよ。
深く冷たい川の向こうで、彼らが
「今度の相手、看護婦でさ…」
とか言ってるのを朦朧とする意識の中で聞いてたね、俺は。
もちろん週明けの彼らの土産話は、今でも大切なオカズです。

ちょっと話がずれてしまいました。
これは自業自得のお話ですな。
本筋に戻って年末年始の童貞の話ね。

さて、閑話休題。
クリスマスだよ。
童貞の俺に言わせればだね、おまえら年中いちゃついてんだから、
むしろクリスマスくらいは休め、と言いたいくらいだ。
ありていに言えば、「俺に回せ」ということなんだが。

まぁでも、当然のことながら、そんな童貞の僻みがあろうがなかろうが、
容赦なくクリスマスシーズンはやってくるわけですよ。

そうするとだ、11月頃嬉々として不幸自慢をしていたイケメンどもが
手のひらを返したように、そろいも揃って彼女作っていやがるとくる。
しかも素直にのろけるかと思えば、くだんの通り、
「金かかるよなぁ。なければいいのにな、クリスマスなんて(笑」
だの、
「やっぱ焦って彼女作るもんじゃないよな。いっそ別れて一人のほうが楽しそうじゃね?」
だの、もう好き放題ですよ。
頼むから俺にも紹介してくれ。
で、例によって隣にいたイケメンの彼が「わかる、わかる」。
おまえら分かり合える仲間がいていいな。

でも、そんな中にもまぁ彼女いない奴は一応いるわけで。
「何言ってんだよ。俺なんてバイトだぜ?
お前らみたいなカップルばっか相手にしなきゃいけないんだから、やってらんねえよ」
と、ここへ来て、ようやく俺にも発言権をまわしてくれる戦友登場。

そんなわけでここぞとばかりに俺も
北方謙三先生ばりに熱く説教をかましたわけです。

そうだ、貴様ら、贅沢を言うな。
いつも一人コンビニで一人用のケーキを買って
ささやかにクリスマスを楽しむ俺の気持ちにもなってみろ!
ふざけるなよ、この非童貞どもが!
ついでに言うなら、別れるなら、俺にくれ!

…まぁ、そういった意味のことをかなりソフトな感じにして主張したわけです。

そんなわけで、俺は彼女のいない彼と深く友情を交わして、
「じゃあ、バイト終わったら俺の家で飲もうぜ」ということになったわけです。
ほら見ろ、独り身は独り身なりに楽しいクリスマスがあるんだよ。
ここんところよく聞いとけよ、非童貞ども。

そんなこんなでクリスマス当日。

俺としても、ここのところ彼女持ちの連中ばっかだったから、
クリスマスに約束があるのは非常に久しぶりなわけで、
一応かいがいしく鍋の用意とかしていたわけですよ。
酒とか買ってな。
新婚の妻かと思ったよ。

で、童貞でガツガツしている俺は、
「バイト先の女の子も予定なくて暇だって言うから連れてきちゃったよ」
とか、そういうどうしようもない妄想を膨らましたりしながら待っていたわけだ。
彼が来る前に3回くらい抜いたね、実際。
独り身には独り身なりの楽しみが、なんてぬかしたものの、
所詮はそんなのただの強がりなんだよ。

ところが、1時まわっても彼女無しの彼から連絡がない。
白菜しなびてたよ、エアコンのせいで。
まぁ、クリスマスの飲み屋じゃ混むだろうし、
遅くもなるだろう、と思って待ってたら、2時過ぎくらいにようやく連絡が来た。


「もしもし」と俺が言うか言わないかで、律儀な彼は謝ってきたわけだ。
「ごめん。バイト先の子がさぁ、淋しいって言うから…」
来た!!
見事だよ、俺の妄想。
さすがクリスマスですよ。
この瞬間神を信じたね、俺は。
キリスト、ファインプレーだよ。

「ああ、いいよ、鍋もたっぷりあるし」と口にしかけた俺に、彼は

「…淋しいって言うから、今日はその子の家に行く事になっちゃった。本当すまん。」

ファックユー、キリスト。
その後?
ああ、食べたよ、鍋。
食いきれなかったよ。
次の日あった彼は妙につやつやしてたね。

そういったわけで、今回の童貞の主張は
「年末年始いちゃつくのはかまわないが、童貞は放っておいてやれ」
ということです。

ご清聴ありがとうございました。


街角で非童貞に遭遇する-前編

こんばんは。
忙しいふりをして、実はオナニーにふけっていた童貞です。
抜きすぎで放尿すると痛くてたまりません。
そんなわけで、久々に貴様ら非童貞に説教をしようと思うので、
セックスに飽きた倦怠期のカップルあたりは
僕とのスワップでも検討しながら聞いてください。

さて、猫も杓子も非童貞に成り下がっている現代社会では、
それはもう考えるのも嫌になるくらいカップルが存在するわけだ。
そんなわけだから、一歩街へ出るとそこかしこにカップル。
よく晴れた気持ちのいい休日なんかに
「ちょっと小綺麗なところに散歩に行こうかな♪」
なんてうかつな行動に出てしまったらもはや救いようがない。
見渡す限りカップルの群れ。
「プチ愛の巣」作り上げてんの。
おまえら轢くぞ、自転車で。

しかし、どんなに俺が愛車についた小さなベルを鳴らして抵抗したところで、
愛の巣群集地帯においては、
俺など鍋の中でほぐれてしまった糸こんにゃくのようなもので、
もはや彼らの目には決して映らないわけだ。
そんなわけで、漏れの楽しい休日は
一時間と経たないうちに終わりを告げ、
後は泣きながら帰ることになるのだよ。
ただし、涙でよく見えないながらも、しっかりかわいい娘をチェックして、
「あんな子が夜になると・・・!!!!(;´Д`)ハァハァ」
と想像しつつ、やや前かがみで帰ることは忘れないが。

といっても、まぁ街角のカップルどもなんて所詮は他人。
基本的には一過性の痛みに過ぎない。
多少睨まれようが、通り過ぎるとき舌打ちされようが、
かわいい娘に「今の人、眉毛濃すぎじゃない?(笑」
とか言われ、「北斗の拳(のザコ)」というあだ名を勝手に付けられようが、
帰ってから泣きながらオナニーすれば、もう忘れてしまえるわけだ。
「俺はこれから彼女と待ち合わせなんだ!」
と自分に嘘をつけるようになってからは、
まるでカップルのように公園に散歩しにいけるようになったね。
やや前かがみなのを除けば。

で、たちが悪いのは何かって言うとだな、
街角でばったりデート中の友人カップルに会ったときなのだよ。
俺がいつものように彼女との待ち合わせ(という設定)で街を歩いていると、
ばったり知っている香具師に出くわしてしまい、
間の悪いことに目があってしまったりするわけだ。
で、俺も声をかけないわけにもいかないから
「おう、○○。」
とか言うわけ。
そうするとだな、奴らは言うわけだよ。
「おう、何やってんの、こんなところで?」

なぜ貴様らは出会い頭に俺を苛める?
何もすることがないから、こうやってぶらぶらしてるんだよ。
そもそもお前、昨日「ごめん、明日はデートだから」とか言って
俺の「暇だから遊ぼうよ」という誘いを断ってるんだから、
俺に全然用事がないことくらいわかってんだろうが。
で、もう仕方ないから、
「いや、ちょっとね…」
とか言ってお茶を濁してその場を乗り切ろうとするわけだけど、
「なんだよ、怪しいなぁ(笑」
とか言って引き止めようとしやがる。

あのなぁ、俺は夜中近所を歩いていて
近所のお巡りさんに怪しい人物として職務質問されることはあっても、
友人に怪しい呼ばわりされる覚えはない。
大体まだ午後2時だよ。
それといいか、俺も限界だが、
お前の彼女も放置されてるもんだからやや不機嫌になってる。
で、なぜか俺が睨まれてる。
ようやく奴の制止を振り切って別れたわけだが、
「話長くない、あのチビ?」と彼女が愚痴っていたのは
俺にもしっかり聞こえていましたが、
聞いてなかったことにしました。

まぁ、そんなわけで、デート中の知人に出くわすと、ろくなことがないわけだ。
ああ、ついでだから言っておくと、宮下(仮名)。
俺のことを彼女に、
「ほら、前言ってた一週間牛丼しか食わなかった奴」
と紹介するのはやめてくれ。
と言うか、俺はお前の彼女の中でどんな人にされてるんだよ。
あと、ショートカットのかわいい彼女と付き合ってる岸田(仮名)。
知らない女と腕組んで歩いているところに、俺がばったり出くわしたからと言って、
あとで脅迫に近いメールを送ってくるのはよしてくれ。
しばらく怖くて大学に顔出せなかっただろうが。

しかし、そうは言っても人生悪いことばかりじゃない。
極々まれにではあるけれど、いいこともあるわけだよ。
俺がいつものように近所を歩いていると、
向こうから前々から気にしていた後輩の女の子(俺番付で当時関脇)
とばったり出会ったのだよ、諸君。
しかも彼女は一人。
もう普段とは打って変わって、意気揚々と声をかけたよ。
「久しぶり」とごく自然に、そして爽やかに。
童貞としては、ほぼ完璧な声のかけ方だったね、あれは。
ただし、たった一つ失敗していた。
・・・やや声が裏返っていた。

しかし、この彼女、そんな俺の失態にも動じることなく、
「アハハ、声裏返ってますよ(笑)何やってるんですか、こんなとこで〜?」
と極めて好感触な反応を示す。
むしろツカミ成功。
その笑顔に、もう俺は一気に先走り汁準備OK。
この時点で俺の中で、彼女は新大関昇進への協議が始まっていたね。
だが、騙されてはいけない。
おわかりの通り、そんなかわいい娘が非童貞の研ぎ澄まされたテクニックを持つ
イケメン集団の中でそうそう簡単に生き残れるわけがない。
そこで俺は童貞の片手で十分に足りそうな必殺技の一つを繰り出した。
「いや、ちょっと散歩だよ。関脇(仮)こそ何やってんの?
・・・彼氏と待ち合わせかなんか?」
決まった。
秘儀(童貞的には)「カマカケ」だ。

後編へ続く


街角で非童貞に遭遇する-後編

こんばんは。
はちきれんばかりの性欲が魅力の童貞です。
でも、そう若くないので一回ポッキリです。
それはともかく、「街角で非童貞に遭遇すること」後編です。

さて、童貞の数少ない必殺奥義「カマカケ」を発動した俺は、
すでに自分の圧倒的な駆け引きと話術に酔いしれていて、
正直彼女の返答までは頭が回ってなかった。
この調子で3ヵ月後には「カリスマナンパ師」として
一躍マスコミデビュー。
CMとかドラマとかに引っ張りだこ。
俺的には
「いやぁ、土曜日はもう、カズミ(脳内セフレ)とヨシコ(脳内セフレ)とデートだから、
今回はごめんね。また誘ってよ、ユキちゃん(脳内セフレ候補)」
みたいなめくるめくセックスライフが始まっていたわけ。
今思うと、うっかり口に出してしまっていなかったか、心配でならない。

そんな時、どこか遠くで聞き覚えのある声。
「…ですよ〜」
そう、関脇(仮)だ。
彼女の存在をすっかり忘れてすでにあっち側の住人となっていた俺は、
うかつにも彼女の返答を聞き逃した。
しかもついさっきまで明るかった彼女の表情が
なぜか一気に暗くなっているときた。
焦った俺は、パニック状態の中聞き返そうととっさに口走ったね。
「…わ、ワンサゲン、プリーズ?」
と。
いついかなるときでもグローバルスタンダードを忘れない姿勢は買うが、
少なくとも今は不適切です、俺。
さすがにこの失敗は取り戻せない。
あからさまに機嫌の悪そうな人間に対して、
完全に馬鹿にした物言い。
思わず車道に飛び出て事故死しようかと思いつめたよ。

が、奇跡は起きた。
関脇(仮)爆笑。
俺になぜか笑いの神が降臨。
「もう、わけわかんないですよ〜、先輩、人が落ち込んでたのにぃ(笑)
だから、彼氏とは昨日喧嘩して、別れちゃったんです」
俺はこのとき「九死に一生を得る」という言葉の意味を知ったね。
相手が相手ならすでにこのとき俺はボコボコに殴られてたはずだ。
そして、大チャンス!!
「恋人と別れたばかりの女の子は、落ちやすい」と、
確か昔読んだホットドッグプレスに書いてあった!!
もう俺は自信満々だったね。
この時点で勝利を確信していたよ。
さすが秘儀「カマカケ」。
そして、この瞬間彼女の大関昇進が
俺の中で満場一致で決定していたのは言うまでもない。

出会い頭の2回にわたる爆笑(偶然)で、
すでにがっちり新大関(仮)のハートをキャッチしていた俺は、
そこからは無敵の快進撃。
一緒にカラオケ行ったり(他に店を知らないから)して夕方まで過ごし、
そのまま近くの飲み屋に誘い込むという歴史的快挙を成し遂げる。
ホットドッグプレス情報は嘘ではなかった。
ありがとう、講談社。

が、いい雰囲気の中二人で話をしているときに悲劇は訪れた。
彼女の携帯が鳴ったのだ。
「あ、すいません」とか非常に可愛く言って、
携帯を取り出した瞬間に彼女の表情が変わるわけ。

俺は動揺を隠しつつ訊ねるわけ。
「誰?」
「・・・元カレです」
出たよ。
今回はこれですか、神様。
いい加減僕にもオチが読めるようになってきましたよ。
もうこうなったら、いっそ今すぐ彼女の携帯を破壊して、この場で無理やり・・・
と危険な考えをめぐらしていたそのときだ。
ピーピー、と短い発信音。
そう、なんと彼女は携帯の電源を切ったのだ。
湧き上がる感動と下心を、必死で抑えながら
「いいの?」
と聞くと、
「もういいんです。終わったことですから・・・」

   勃   起   。

可愛すぎる。
そして、喰ってしまうには十分な条件が揃いすぎている(多分)。
俺はすぐさまトイレに駆け込み、抜いたよ。
激しい射精が終わったときには、
彼女の新横綱昇進が、協議にかけるまでもなく決まっていたね。


そんなわけで、すっかりいいムード(多分)で飲み屋を出る。
しかし、ここからが正念場。
ここで、「それじゃ、またね」なんていって別れてしまっては、
せっかくのこのチャンスを無駄にしてしまう恐れがあるのだ。
いや、別にこれをステップにまたデートに誘えばいい、
というのが正論なのだが、
すでに暴君と化していた俺のJr閣下は、
そんな善良な一市民である俺の考えを許してはくれなかった。
閣下は大変お怒りだった。
汗だくだった。
一旦そうなってしまった閣下はもはや誰にも止められないのは、
貴様ら非童貞もわかってくれるはずだと信じている。

もちろん、実際にどうやって誘えばいいものか
童貞の俺にはさっぱりわからないわけだが。
が、この日の俺は冴えていた。
ドラマやマンガでよく見るあれだ。
「送っていくよ」。
女の子の夜の独り歩きを心配するという建前を武器に、
そのまま童貞の知らない世界にまで送っていこうという下心を匂わせる、
童貞の奥義の中でも、俺がまだ一度も使ったことのない大技である。
そうすると、新横綱は酒のせいかそれとも照れなのか、ほほを赤く染めて、
「ありがとうございます」とか言うわけだよ。

以下、彼女の家まで行く間の出来事は、
興奮のあまり覚えていないので、割愛させていただきます。

さて、そんなこんなでいよいよ彼女の家の前まで着いた俺。
が、ここで手詰まり。
これ以上高度なテクニックは、
ブロンズ童貞の俺では小宇宙(コスモ)が足りない。
もう、俺の馬鹿!
ここでドラマやマンガだったら、
「お茶でも飲んでいきませんか?」
みたいな話になって、後は流されるまま愛欲の・・・
ああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!(;´Д`)ハァハァ
などという妄想を独り膨らませていた俺は、そのとき耳を疑った。

「…ちょっとよっていきますか?」

本当に言ったよ!!
てめえ、本当に新横綱(仮)本人か?
ハリウッドの特殊メイクで作った人形とかじゃないよな?!
つーか、入ったらチャージ5千円です、とか言い出すんじゃねえの?
騙されねえぞ、俺は。
とりあえず乳もんでいいか?
そんなあふれる思いにフリーズしかけながらも、
俺はどうにか、「…うん」とやけに可愛く答えていた。

彼女の部屋までの階段を登る俺。
もはや緊張のあまりうまく登れない。
と思ったら、股間が突っ張ってるのが原因と判明。
が、もはやそんなことネタにするほどのことではない。
もうゴールは目の前まで迫っている。
そして、彼女の部屋の前まで到着。

…とそのとき、俺の視界に何か異物が入り込んでいる。
この場に決してあってはならないものが、だ。
それを目にした瞬間、新横綱(仮)絶句。
そう、このダンジョンのラスボス、元カレだ。
「・・・押しかけてごめん。どうしても話がしたくて」
と言い寄る元カレ。

が、もはや俺は慌てることはなかった。
正確には、内心かなり焦っていたが、どうにか平静を装った。
なぜなら、今やすでに「彼女は飲み屋でこの憎い男の電話を着信拒否した」
という既成事実があるからだ。
そして、漏れの期待通り、彼女は言い放つ。
「もう話すことなんかないよ!帰って」
と言うか、ドラマみたいなこと実際にやるんだ、この人たちは、
とか思いながら、小心者の俺は情けなくただ傍観。


そういうわけで、多少の押し問答はあったものの、
新横綱(仮)は譲らない。
そして、ここで元カレ、伝家の宝刀のあのセリフをついに吐く。

「本当、お前のことが好きなんだよ!それだけは嘘じゃないから・・・」

出たー!!
もう俺、笑いをこらえるのに必死だったね。
こんな状況でそんなクサイセリフ(しかも俺もいる場で)、
効くわけねえだろうが、バカが!(藁
その捨て台詞をあとに颯爽と部屋に入って行く俺たち・・・

と思った瞬間、新横綱(仮)、
「…本当に?」

効いてるよ!!
それ本当にアリなのかよ?!
一気に形勢逆転。
その後、「本当だって。嘘なわけないだろう」
とかどこかで聞いたことのあるような問答の末、
新横綱(仮)は俺に言ったね。
「ごめん、それじゃ、悪いけど帰って」
さっきとは随分口調が違いますね。
ああ、帰ったよ。
「雨降って地固まる」って言葉の意味をかみ締めながら。
その夜、長い長い協議の末、新横綱(仮)の引退が決まりました。

そういったわけで、今回の童貞の主張は、
「カップルでいちゃつくのはかまわないが、童貞の純情を踏み台にするな」
ということです。

ご清聴ありがとうございました。


童貞が新入生と遭遇する-前編

こんばんは。
セックスが不可能なら、
せめて夢精くらいしてみたいと思っている童貞です。
でも、オナニーを控えるつもりはさらさらありません。
そういったわけで、久々に説教です。

さて、一部世間は受験シーズン真っ只中ですな。
とりあえず、童貞からささやかなエールを送ろうと思います。

女子受験生の皆さん、

ぜひうちの大学に入ってください。
春のキャンパスで待ってます。
何だったら受験時に付き添います。

男子受験生の皆さん、
頼むからうち以外の大学へ行け。
お前らに分けてやる食い扶持などない。

さて、しょっぱなからナイーブな受験生を敵に回したわけだが、
実はこのシーズンは嫌いではない。
なぜなら、今まで目の上のたんこぶだった
大学にはびこる多くの非童貞どもがめでたく卒業し、
その代わりに、ろくに女の口説き方も知らない
しなびた童貞どもがわんさかとやってくるからだ。
学内童貞率急上昇。
そして、何も知らない初々しい女性たちもここぞとばかりに入ってくる。
正に大学という特殊な空間が生み出す、
童貞的にはここ一番の大チャンス到来の時期なわけだ。

しかし、だ。
もちろんそんな時期であっても、敵がいないわけではない。
ご存知の通り、焼き畑農業のように土地を荒らしまわる非童貞どもだ。
奴らは毎年この時期になると、
「いや、新入生来るって言ってもさぁ、若すぎて話合わないもんなぁ(笑」
だの、
「新入生歓迎コンパとか金かかりすぎだしなぁ。やめようぜ、今年は(笑」
だの、有り余る余裕で俺の無駄に高いプライドを深く傷付け始めるわけ。
で、もう書かなくてもおわかりの通り、
例のイケメンが「わかる、わかる」とかぬかすわけ。
お前はどれだけ人生経験豊富なんだよ。

そんなわけで、そんな非童貞の言葉に、今年こそは騙されまいと思いつつも、
内心ちょっとだけ淡い期待を寄せつつ4月を迎えるわけ。
というか、はっきり言えば、今年こそはという下心と興奮のあまり、
毎夜オナニーにふけり、つい寝不足になりがちだったりするくらい楽しみにしてる。
この時期になると体調崩してたり、やや目が腫れてるのを
「いや、花粉症でさ」といってごまかしてるけど、
「寝不足や、オナニーの果てに力尽きて半裸で眠ってしまって風邪ひいたりしてる」
というのが真実だ。

しかし、非童貞ども、あれだけ言っておきながら、
やっぱり新入生に片っ端から食いついてんじゃねえかよ。
「いやぁ、本当めんどくせえよな、新入生の相手(笑」とか言ってるお前。
さっきから嬉々として女にしか声かけてねえじゃねえかよ。
あと、松下(仮名)。
「年上好きなんだよね」とあれだけ公言しておきながら、
なぜ今までの彼女(25歳・OL)から新入生(18歳・巨乳)にあっさり乗り換えてるの?
肌の張りが違うってどうゆうこと?
童貞にもわかるように言えよ。
もしかして、俺のこと馬鹿にしてる?

かくして、4月のうちにびっくりするほど新入生食われてるわけ。
ゴールデンウィークが終わる頃には、処女丸出しだった新入生が、
何か化粧とかうまくなってるわけ。
胸強調したりしてるわけ。
いつの間にか、左手の薬指に指輪とかしちゃってるわけ。
で、俺また取り残されてるわけ。
何かちょっと新入生に笑われたりしてるわけ。
そんで俺、すっかり登校拒否ですよ。

まぁしかしだ、そうは言っても奴ら非童貞も人の子。
山ほどやってくる新入生を全て食い尽くせるわけではない。
それは、毎日のように非童貞が教えてくれる
赤裸々な夜の生活をオカズにオナニーにいそしんでいる俺が一番良く知っている。
そんなに抜けなかった。
せっかくのオカズをいくつか余らせた。
ティンポが少し赤くなった。

そんなわけで、目をつけていた娘はだいぶ食い散らかされてしまったものの、
まだ俺にもチャンスは残されていたのだよ。
俺の再度の新弟子検査をクリアし、候補として残ったのは約3名。
今出川タン(18・やや微乳・仮名)
笹川タン(19・泣きボクロ・仮名)
ショーコタン(18・セクシー鎖骨・実名)

もはや俺にはもたもたしている時間はなかった。
これ以上出遅れれば、せっかく残ったこの3人も、
間違いなく夏までに全滅である。
また単なる俺のズリネタとなってしまうわけだ。

中編へ続く


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